NHK様より拝借しました。

今週放送される番組のタイトルに
胸の真ん中を
射抜かれた気がします。


第一人称であるので
ぶうにゃんご自身の言葉を
切り取ったのでしょうか。


タイトルだけで
壮絶な…と思い浮かぶ。


沢山の称賛を浴び
誰もが知っているコンクールの
覇者になり
文字通り富と名声を
手にしたぶうにゃん。


幼い頃からの
たゆまぬ努力と
受け継いだ血筋で
どんな難曲も
スマートに弾きこなしてきた
天才ぶうにゃん。


リハビリの最中には
投げ出したくなったことも
幾多あっただろうに


それでも
私はピアノを弾きたい


そう声にしてくれた。


眉間の皺をみると
思うように動かない身体に
癇癪を起こしたことも
少なからずあっただろう。


我が家にも血管障害の後遺症で
半身不随になった義父がいた。

それはもう手に負えないことも
何度も何度もあった。


だから
奥様のご苦労は
如何ばかりだろうと
つい思う。


テレビ放送を見ながら
滂沱の涙を流しつつ
精一杯の拍手をする
我が姿が見える。


その涙と拍手を
是非奥様にも届けたい。


八ヶ岳の客席は
250席だったらしい。
その満場の拍手を浴びた旦那様を
どんなに誇らしく思っただろう。


未だ番組を見ていないのに
胸が一杯になってしまった。


もう一度
6月25日の八ヶ岳に
戻りたい。