楽器の

エオリアンハープ。



実際の音が

テープで流れていた。


微かな音量は

正に風の声みたい。


長閑な草原で

ハイジとクララとペーターが

並んで座っている姿を

どうしても想像してしまう。



元帥のエチュードOP25-1


かなり好きな曲。



牧歌的ではあるけれど

ぶうにゃんが弾くと

何故か貴族的な雰囲気がある。



日本という

狭い国土の

農業立国では

育ちにくい感性だったかもしれない。



夏の風にそよぐ稲田ではなく

サウンド オブ ミュージックの

あの草原の感じ。




そう言えば

浜松のショパンの丘も

長閑な場所だった。


まあ、

ホテルの屋上で

遮るコンクリート物件が

無かったからかもしれない。


でも

駅や道路の喧騒が

気にならず

穏やかだった。

流石に遠州のからっ風は

吹いていた。



ぶうにゃんが映った本の中の

私好みのお写真を

プリントアウトした物と

元帥の像を

一緒に撮りたい!と

躍起になっていた私の

視線の先には

元帥を背にして

並んでお弁当を召し上がっていた

3人のお嬢さんがいた。



楽しそうに

美味しそうに

膝の上に広げたお弁当を

嬉しそうに食べていた。



草笛やエオリアンハープが

似合いそうな風景だった。



ぶうにゃんの

エオリアンハープを

聴きたくなっちゃった。



優しく穏やかな

ぶうにゃんのピアノを

聴いてこよう。



BRAVOだぜ!

ぶうにゃん♥