ひょくさん は

コンクールもかわいぴあのを選び

ファイナルに進出したという事で

かわい本社の社長から

感謝状…というか

奨励賞かな?

を頂いていた。



で、

そのコンサート用グランドピアノの

SK-EXが素晴らしいのか

ひょくさん が素晴らしいのか

相乗効果なんだろうな。

迫力ある演奏を聴かせて頂いた。



全くのど素人が思うに

元帥の曲はモチーフがあって

繰り返す毎に変化させながら

終盤盛り上げて終わる。



大国の作曲家のプロコ氏の曲は

モチーフは見当たらず

日本の童謡にも似た

寂しげなフレーズもある。



繰り返すこともなく

どちらかと言うと

無声映画のBGMみたいだなあと

ど素人は思った。



展覧会の絵は

モチーフがあった。



で最後は

キーウではなく

キエフの大門でした。



ひょくさん は

艶があるというのか

若い人らしい勢いを感じた。



ただ、

気のせいだろうとは思うけど

アンダンテスピアナートと

華麗なる大ポロネーズは

ぶうにゃんに比べて

私の大好きな箇所で

ひょくさん の演奏は

音符が一つか二つ足りないように

感じたのだけれど

耳で追えなかっただけだろう。



で、

ひょくさん

アンコールをいっぱい

弾いてくださった。





チャイコフスキーと

ラフマニノフが

とっても素敵でした。


どこか

コンクールの時のぶうにゃんの

バラード4番に似た弾き方もあった。



ひょうひょうと舞台に再登場しては

(ここは、ひょくひょくと

 言うべきだろうか?)

力強い音を

会場いっぱいに響かせて

演奏が終わると

ぴょこん、ぴょこんと

揃えた両手をお膝まで下げ

腰を屈めて

二度お辞儀する

可愛らしい方でした。



ピアノ界の未来を担う

瑞々しいピアニストを

眩しく見つめながら

ぶうにゃんの若い時も

こんな風にダイナミックな

演奏だったんだろうなあ

と思った。



今の

瑞々しいというよりは

枯れ始めたぶうにゃんが

やっぱり好きだなあ。


と、

ミーハーファンの

王道を歩む私は

新幹線にペットボトルの紅茶をお供に

落ち着いた



すると突然

遠慮する事なく

シートをガタンと下げた

前列の少し嗜みのない女性に

ビックリしたけど

許してあげた。


テーブルに置いた

ペットボトルは転がり落ちたけど。



はて?

私は何を修学したのか。


まあ、学びというのは

直ぐに結実する事は稀だ。


いつか

大きな実をつけた時

それを手に取り

口にするに値する

人間でありたい。


私という枝に

大きな実がなるかどうかは

甚だ怪しいのだけれど。