日の暮れが早くなり
夜明けが遅くなった。
私の大好きな朝焼けが
段々時間がずれてきて
ほんの一瞬で
空が変わる。
というか
いつものように
ポロネーズを聴きながら
再生回数と高評価数を
書き込むのに
電気をつけなければならなくなり
それからは時間に追われる。
朝焼けを楽しむ贅沢は
なかなか手が届かない。
ただ、
月夜や星あかりは
楽しむ時間が増えた。
私はオメデタイから
はて、ぶうにゃんは
今何処の空の下に
おいで遊ばすのかな
…と考える。
ヨーロッパの本宅ならば
すっかり冬支度だろう。
冬を楽しむお料理は
なんだろう?
やはりハンバーグステーキかしらん。
夜が長くなると
少し夜更かしたくなる。
そんな時は
メンデルスゾーンを
繰り返し聴きながら
読みかけの本を読む。
そこで
チラリと画像に目がいくと
そこから本に戻すのは
至難の業だ。
右手の
人差し指は伸ばして
中指を折って弾くのを見たら
もう、溜息が止まらない。
この人の手はなんて素敵なんだろう。
ヴァイオリンでは
弓を持ってしまうから
あの美しい動きを堪能できない。
指揮者でも
タクトを持ってしまうには
惜しい美しさなんである。
パーカッションも魅力の
半分も伝わらない。
フルートかサックスならば
3割り増しくらいに見える。
やはりピアノが一番素敵に見えるはず。
ぶうにゃん
貴方の選択は
正しかった。
ピアノの美しさは
貴方の美しさを倍増させる。
今夜はホットミルクティーと
甘いチョコレートで
ぶうにゃんに乾杯しよう。


