有名なワルシャワの宮殿跡地にある公園。
しょぱん元帥の、
銅像だそうだ。
ぶうにゃんは
コンクールの時
元帥は
何処の何を見つめているのかと
思ったらしい。
この像は
誰しも見上げる位置にあり
元帥は
上から人間の何を見ていたか
将又見られたくなかったのか。
と著書にある。
風に流されたような
髪と衣装。
竪琴のような枝木。
ヒールのある靴を
履いているように見える。
やはりメロスのお国と違って
サンダル履きでは寒いのか。
眉も目尻も口元も
なんとなく下がり気味で
生気が薄い気がする。
風を避けているのかな。
コンクールに出場する方は
この公園をそぞろ歩き
元帥の人生に
思いを馳せるのだろう。
19歳のぶうにゃんも
公園を歩き
元帥を見上げたんだね。
祖国に吹く風と
元帥の像から
吹きおろす風は
違う香りがしたのでしょうか?
社会主義国の同じ香りかな?
島国に生まれ育ち
戦争を知らない私は
侵略も独立も遠い世界の事で
悲しみや痛みは解らない。
大国に育ったぶうにゃんは
生き辛さには同感したのかな。
1988年のあの年に移住しなければ
徴兵されたかもしれない
ぶうにゃん。
未だに徴兵制度がある国は多い。
銃を持つ事なく
ピアノからも離れずに済んだ道を
選んでくれたぶうにゃんの勇気に
今更ながら拍手を贈りたい。
坊ちゃんも
戦地に行かずに済んだもの。
誰の為に
何の為に
闘うのか解らないけど
戦禍の中でも
音楽は癒しになるという報道があった。
ほんの少しホッとしたけど
やっぱりやるせない。
