オーケストラとの
協奏曲。
私はしょぱん元帥の
ピアノ協奏曲一番が大好きだ。
特に第二楽章は
何度も聴いてもウットリする。
はてさて
元帥は何を思い浮かべて
この曲を書いたのだろう。
人は見たものや
食べたことがあるものから
連想するのだと思うけど
元帥がこの曲をお作りになった頃
宇宙というのは
まだまだ解らないことが多く
何れ人間が宇宙船に乗って
地球を飛び出すなんて
想像もできなかったろう。
移動の手段だって
この曲が出来た時は
未だガソリン車は
世の中にお目見えしてはいない。
元帥がポーランドを離れた時は
電車ではなく
馬車での旅立ちだったろう。
世界は略奪と戦争が蔓延り
平和や安寧は
夢物語だったかもしれない。
そんな中でこの曲が作曲されたと
そう思うと
作曲家の創造力の逞しさに
改めて驚いてしまう。
この曲を今聴く私は
宇宙から見た
青い奇跡の星、
地球を思い浮かべたりする。
元帥は違う感性で書いたのに。
壮大で永遠だと感じるものは
今より、きっと少なかっただろうに
今よりずっと
豊かでドラマティックな物を
素人は感じてしまう。
又,
ぶうにゃんの演奏が良い。
頗るよい。
聴きたい時に
簡単に協奏曲一番に包まれる今は
本当に幸せだ。
しかも
大好きなおやつを頂きながら
寝転がって聴くこともできる。
たまには
元帥に思いを馳せて
御行儀よく
畏まって聴いてみよう……
あっ、御行儀の悪い私は
第二楽章の時間位しか
正座が続かないんだった。
せめて、おやつは一旦置いて
協奏曲に集中しよう。
ぶうにゃんが
舞台で弾いてくださっていると
思いながら。
