先生と生徒なんだけど

貫禄あるなあ

ぶうにゃん。


意見を交わしても

互角に渡り合いそう。



しかも言ったことを

実践できそう。



アイディアがでたら

それを言葉で伝えて

自分で弾いてみせたら

そりゃ

ぶうにゃんに敵わない。



渡り合っても

ぶうにゃんが

圧勝しそうな一枚。


ところで…



大好きな

アンダンテ スピアナート

華麗なる大ポロネーズは

ほんの一音の魅力に溢れている。



鍵盤の右側でも

左側でも

つい聞き直したくなる

色鮮やかな音がある。



何度弾いても

何度でも同じ音を弾けそうだけど

その音は一期一会で

二度と出ない音なのかもしれない。



どちらにしても

魅惑的な演奏だと

思えてしまう。




琵琶や無花果が

ほんの一瞬しか

出回らないように

ぶうにゃんの

光り輝く一音は

一瞬だけ光を放つ

隕石みたいなのかもしれない。



大好きな演奏を

繰り返し何度も楽しめる事は

本当に有り難く幸せな事だ。



ぶうにゃんにとっては

長く険しいリハビリの道


いつか私も又

客席に座って

大好きな曲を聴くことが

できるだろうか。



夢が叶ったら

素敵だけど

叶わなくても

夢見るだけで

おやつを美味しく頂ける。



ぶうにゃんのピアノに

出会えて良かった。