多くの場数を踏んだぶうにゃん。
その日の天気や湿度
ピアノの状態
客席への響き具合
ご自身の体調
で僅かな差が出ることを
ご存知なればこそ
リハーサルが必要なんだろう。
ピアニストの神経は細やかなんだなあ。
張り詰めている背中には
人を寄せ付けない空気が
流れている。
誰もいない客席に
どんな方々が座り
どんな雰囲気になるのか
ぶうにゃんは想像するのかな。
随分長閑なロケーション
そしてこの椅子。
日本かなあ。
上には
移動カメラが見える。
よくコンサートが開かれ
放映もされる会場なのかな。
ピアニストさんは
テレビ番組ご出演の際にも
リハーサルをなさるのでしょうか。
一番気になるのは
ピアノのタッチと言われるものなのか
会場での響き具合なのか。
そもそも
余程のことがない限り
ピアノの持ち込みはなさらないだろう。
ピアノはその場にある物を
お使いになるのだろう。
会場にあるピアノだから
コンサート用の
数千万円は下らない
高級ピアノなんだろう。
演奏会ホールなら
設備も万全だろう。
それでも
ピアノは生きているし
ピアニストも生身の人間だから
リハーサルをするんだろう。
2000人位のホールが
多いようだけど
オーケストラの演奏会だと
チケット代だけでは
とても間尺に合わないはず。
ピアニストのリサイタルだって
釣り合うのか怪しい。
クラッシック業界も
大変だろうなあ。
37年前
彗星のように現れたぶうにゃんは
特別だったんだなあ。
コンサートで
以前頂いたという
大入袋を披露して
くださったけれど
満員御礼でも音楽ホールの運営は
厳しいのではないかと
要らぬ心配をしたくなる。
物販も無いに等しかった。
プログラムがあれば
数冊買おう!と
意気込んでいたけど
残念でした。
ピアニストさん達の
平素の努力や精進
音楽ホールの管理運営
当日のスタッフさんの気遣いが
賄えるような
クラッシック業界でありますように。
さすれば
リハーサルにも
一段と気持ちが入るものと
お察し申し上げます。
