入り込む…とか
ゾーン…とか
凡人は哀しいかな
未経験のままだ。
時を忘れることはあるが
忘れるのは時だけではない。
演奏家が
のってくる とか
我を忘れる 為には
どの程度の時間と
集中力が必要なんだろう。
3分では足りないか
40分では集中力の限界だろう。
ワルツやエチュードでは
若干短く
協奏曲では
気力と体力から考えて
ギリギリの長さかもしれない。
ただ
ぶうにゃんを始め
ピアニストの皆様は
プロフェッショナルなのだ。
長かろうと
短かろうと
伝えるべきものを
伝えるべく
必死で弾いてくださるのだろう。
その形相のお写真なのだ。
目を閉じて
何を思い
何を聞いているのか。
プロフェッショナルのゾーンは
天国よりも
高い所にあるんだろう。
凡人の上
手足が妙に短い私には
背伸びをしても
踏み台に乗ったとて
指先さえ触れることはない。
それでも又
ホールで
弾きたての
生まれたばかりの音に
出会いたい。
できることなら
私が敬愛申し上げる
天才ピアニスト
ぶうにゃんの音を
目で!聴いて
手のひらで!見つめたい。
言葉より
ずっと沢山の思いを
伝えてくれる
ぶうにゃんのピアノを
又聴くチャンスが
訪れてくれますように。
