フレーズとフレーズの間


鍵盤から離した手を

サッと下方に流す。


指揮者のような

歌舞伎役者のような

素敵な仕草。



で、又つまらない事に

目がいく。


右手と左手で

タキシードの袖から出る

シャツの袖の長さが違う。


やはり

左手より右手の方が

より広く激しく細かく忙しく

動くのだろうか?


私のオルガンでもあるまいに

ぶうにゃん様である。


メテもユンデも

自由自在にお使い遊ばすに

決まっている。


そもそも

利き腕が右か左か

知らない。


ペンは右手だ


演奏中素敵に動くのも

右手が多いかな。


ぶうにゃんは

動きが綺麗だから

一瞬を切り取っても

本当に絵になる。



これぞ芸術の極みでは

ありませんか。


言葉なんか無くても

ぶうにゃんの演奏は

本当に楽しいと

私は思っている。