このペンの持ち方。
中学生の頃
隣の席に座っていた
非常に賢かった
あの子の持ち方に似ている。
彼も達筆であった。
苗字も名前も
とても難しい、立派な
五文字だった。
お名前の最後は
郎の字だった。
県内有数の
進学校から
予想通り旧帝といわれる
難関大学に進んだ。
ぶうにゃんは
音楽院でなければ
色々な科目で才能を発揮したかも。
経済なんて好きそう。
さもなくば
古典や外国語。
理系なら
工学だろうか。
音響機器には
並々ならぬ興味をお持ちらしい。
物理や化学が好きで
小難しい化学式や
難解極まりない物理の公式を
持ってこられたら
お腹が痛い!と
仮病を使うしかない。
でも
眼鏡をしているというのに
ペン先とお顔が
近づきすぎじゃありませんか?
ぶうにゃんの眼鏡は
多分近眼に乱視が入った物だろう。
この頃は
未だ老眼には早いと思われる。
後々残るから
丁寧に書きたかったのかなあ。
カタカナで書いても
可愛いのになあ。
著書を書いたのは
ワープロだったのか
タイプライターか
原稿用紙に万年筆が
似合いそうな
ペンの握りではある。
結論
ペンの握り方も
私の好みであった。
