庭園に松


日本だよね?



松の株か石に

手を伸ばしている

ファッショニスタ

ぶうにゃん。



ピアニストって

手の感覚が鋭いのかしらん。



目を閉じて

触覚だけで

どのくらい解るのかな。



塩と砂糖くらいなら

私にも解るな。



スポンジケーキの

丁度良い弾力とか


梨と林檎の皮の違い


カボチャの種と冬瓜の種


鯵のウロコと鯖のウロコ


正絹とナイロン



色々あるなあ。



ピアニストの指先が

とても敏感で感度最高なら

その日によって

同じピアノでも

ちょっと違うことがあるのかな。



私はピアノは生きていると

思えて仕方がないから

時と場合によって

響きが違うこともあり得ると

思っている。



そんな我儘娘(ピアノ)の

ご機嫌を伺いつつ

安定した演奏を求められる

ピアニストという偉人達。



お足を頂戴するのは

何のお商売も大変だ。



それも

たった一人で、

二千人のお客様の心を

掴もうとするのだから

かなりの強心臓ではある。



この日本の風景が

小さな小さな 

光になっていたらいいな。



ぶうにゃんのコンサートが

一条の光になったみたいに

日本の風景が

心のどこかを

照らしてくれたらいいな。



ぶうにゃんのコンサートに

行くことができた

という事実は

何物にも代え難い。


台風の後の青空みたいに

綺麗な綺麗な思い出です。


アルバムには

まだ余白があるから

ぶうにゃん

又コンサートしてね。