こういうお写真を見ながら

コンサートで聞いた

ぶうにゃんの声を思い出す。



日本語でいうところの

「うーーん」

が記憶に残っている。



ぶうにゃん所蔵のお写真の中に

大入袋が7〜8枚かなあ

お扇子を広げたように

映っていた。



日本ならではの風習が

珍しかったんだろうなあ。



小さな仕草で思い出すのは

演奏の合間に

時々右手をほぐすように

握ったり開いたりしていたこと。



そして

弾き始める時は

左足の位置を目視していた。



いつも動画で見慣れた

右側の横顔。



ポーカーフェイスなのか

感情の動きは

それほど大きくはなかったように

私には見えたけど

もっと近くの席の方は

顔色や細かい動きも

見えたのかもしれない。



トークタイムの始まり

司会の方や通訳の方には

立ち上がって

言葉を交わしたように見えたけど

どうだろう?



今更ながら

あやふかになっている

情けない記憶力に

愕然とする。



アイコンタクトだけだったのかも

しれない。



人の…私の記憶は

なんと頼りないのだろう。



未だひと月と少ししか経ってないのに

情けなくて呆れてしまう。



録音機器禁止だったから

必死でトークタイムを

書き留めたつもりだったけど

読み返すと意味不明な所が

山ほどある。



それでも

時々読み返してみる。





あまりに乱筆で読めぬ。

ページを捲るたびに

ガサゴソして

お隣さんにご迷惑だったかも。



でも、ぶうにゃんの言葉を

残しておきたかった。



頑張る私になれた原動力。


あぁ

君の名は?


ぶうにゃん。



それは

しっかり覚えている。