あんなに楽しみにしていた
ぶうにゃんのコンサート。
本当に素敵で
胸を打つ何かがあった。
でも終演して早や ひと月半
お館様が
「何をこれ見よがしに
ため息ばかり吐く?」
と仰せになるまで
自覚は無かった。
考えてみれば
ぶうにゃんに2度目の恋をした時
ぶうにゃんはリハビリ中で
ステージを離れて
8年の月日が、流れていた。
動画を見て喜び
CDを聴いて鼻の穴が膨らみ
雑誌を開いては大きく頷いていた。
そんな中で聞いた
ぶうにゃんステージに立つ!
の朗報は
万歳三唱級で
各ご家庭で国旗掲揚を…級の
いやそれ以上の
ワクワク ドキドキ だった。
して、祭りの後だ。
思い出してはにんまりと
だらしなくやに下がっている内は
幸せだった。
はて、次は?となるのが
人間の…私の卑しいところだ。
その我儘が顔を出す度に
ぶうにゃんは、
来るべき日の為に
修練の毎日なのだと
言い聞かせている。
焦ってはならぬ。
解ってはいる。
だから
早く秋になって
八ヶ岳の模様が放送されないかと
カレンダーを見る。
8月 9月を破り捨てたくなるけど
我慢我慢。
東京コンサートの
DVDかBR出ないかなあ。
アンコールのマズルカ
素敵だったなあ。
世の中には
もっと大切で
かけがえのないものを
失った方々が沢山いらっしゃる。
しかも私には、
待てばもう一度
ぶうにゃんの勇姿を見るという
僥倖に恵まれるかもしれない
そんな希望がある。
おやつを頂き
CDを聴いて
朗報を待とう。
欲は浅く
徳は深く…だ。
おーい おーい
ぶうにゃーーーん。
御準備が整ったら
又素敵なピアノを
聴かせてね。
