2007年の録音だから
齢41歳。
この頃のぶうにゃんは
風貌と年齢が
マッチしてきて
素敵だと思う。
神経質そうな横顔が
少しだけふっくらして
髪の色や
お髭の色も
少し抜けてる。
相変わらず色白で
暑いのか寒いのか
緊張しているのか
耳が赤い。
ピアニストに
脂が乗るのは
いつの頃からだろう。
内面が豊かになって
積み重ねた練習量も
相当量になり
ステージ上でのアクシデントにも
動じずに対処できる
頼り甲斐のあるお歳というなら
やはり不惑を過ぎた頃ではないか。
この頃録音したCDを
聴いてみよう。
どの作曲家を
選んでいるんだろう。
その頃
私はどんな毎日を
送っていたんだろう。
ピアノやぶうにゃんからは
遠く離れていたことは
間違いない。
思い出しても
色が少ない毎日だった。
私が嫁ぎ先の両親の介護を終え
送ったのは2013年の夏だった。
丁度ぶうにゃんの
演奏活動が止まっていた頃だ。
そして今
ぶうにゃんの演奏を
この耳で聴き
この胸に収めている。
幸せだなあ
私。
