東京コンサートが

未だ頭と胸を

埋め尽くしている。



素敵だったなあ。



このお衣装は

八ヶ岳でもお召しだったけど

八ヶ岳では気づかなかった

カマーベルトをしておられた。



いつものピンバッジは

無かったように見えた。



カマーベルト一つで

タキシード感が出る。



長いチュニック丈のジャケット。


襟なしで

ボタンが沢山あった。



装具を付けたパンツだけでなく

どうやら左肩も

膨らんでいたと言うから

何らかの器具を使っているのかも。



そうなると

脱ぎ着がしやすく

ゆったりしているのに

スマートに見えるよう

仕立てた?方と

奥様は細心の心配りを

なさったことだろう。



ぶうにゃん

とっても素敵でしたよ。


往年の、

スツールに腰掛けて

上着の裾を

サッと払う仕草も

健在でした。



曲と曲の間

次の曲を弾き始める時は

ペダルの位置を確認するように

足元に視線を走らせていた。


そもそもが

微妙な加減のペダル操作。

あのリハビリシューズでも

左足は動いていた。



右足も元気よく

ペダルを踏み締めていた。




思い出すのは

司会の方と

浜辺の唄を合奏した後だったかな?


スツールから立ち上がり

リコーダー奏者の司会者さんに

少し身体を折り曲げながら

手を差し伸べるような

ポーズをしていたこと。


彼に大きな拍手を

と促しているようだった。


紳士の振る舞いでした。



演奏の中程で

左手のどこかに用意された

グラスに入ったお水をゴクゴク。



咳き込むこともなく

嚥下できて

病気というより

怪我なんだなと

思ったっけ。




未だに

フラッシュバックのように

あの時の一場面が浮かぶ。




アンコール

嬉しかったなあ。


拍手って

別れ難いファンの気持ちを

しっかり

ピアニストに伝えてくれるんだなあ。



トークタイムも有難いけど

又いつか

演奏だけで

総てを届けてくれるぶうにゃんに

会えますようにと

祈りました。



本当に

ピアニストぶうにゃんは

素敵でした。