コンサート会場で

直接ぶうにゃんが手渡された花束は

一つだけだった。



楽屋には届いていたかもしれない。



お家の玄関にも

頂いたお花があるかもしれない。




でも

多分実際のお花より

今回は渡せなかった

綺麗な花束の方が

ずっとずっと多かったと

私は思う。




渡せなかった

色とりどりの

大きな大きな花束が

会場に溢れていたような

気がする。




残念なことに

見えなかったけど。




香り高く

健気な花は

いつかきっと

ぶうにゃんを彩る。




ぶうにゃんのピアノのファンは

再会を果たした。




ピアニストぶうにゃんが

次のスタートラインに立つ日を

今は見えない花束は

きっと待っている。




その時もぶうにゃんが

リハビリの途中だったなら

其々の花を

舞台の際に一つずつ並べてあげたい。



そのお花に囲まれて

ピアノを弾いてくれたら

素敵だな。



お花は後が大変だというから

施設に寄付できる

色とりどりのタオルでもいい。



要は

ぶうにゃんに

気持ちが伝わればいいのだから。



実現できたら素敵だなあ。



お花は

色や香りが大切だけど

色も香りも無い

心の花束が

いつか

ぶうにゃんに

届きますように。