シルバーのタキシード。
1988年から89年にかけての
年越しコンサートだろうか。
眼鏡が未だ大きなフレームだけど
1988年と言えば
ぶうにゃんが言うところの
移住をした年だ。
22年の人生で
ドラマティックで
恐ろしくて
希望に満ちた年だったろう。
当たり前のことだけど
今と変わらない声と
変わらないお話の仕方。
恥ずかしそうに俯くと
そっと背中を撫でてあげたくなる。
ピアノについては
絶対の自信があるのに
なんだか頼りなさげで
あぁぶうにゃんも
未だ青いんだなと思う。
舞台の上に照らされたライトと
銀ピカのタキシードが
なんだか照れ臭そう。
あの頃のぶうにゃんの名声と
人並外れたスタイルを思えば
あのタキシードを選んだ方の
気持ちを察するに余りある。
ことピアノについては
ご自分の意思を曲げずに
生きてきたぶうにゃん。
でもピアノ以外のことは
素直に取り入れるのかもしれない。
これからも
いついつまでも
神様が望む限り
ピアノの伝道師として歩む為に
どうか
お健やかに
幸せでありますようにと
祈ります。
ぶうにゃんのピアノが
大好きだよ。
ホントだよ。
