いつだって
広々としたお部屋で
悠々と
グランドピアノを弾くのが
ぶうにゃんらしいと
思っていた。
このお部屋は
著書に書いてあった
隣近所からピアノが煩いと
クレームを頂いたという
あのお部屋でしょうか?
ピアノの椅子は
スツールではなく
背もたれがある
謂わゆる腰掛けだ。
しかも
シンデレラフィットと
言ってもいいくらい
ピシピシだ。
つい下世話に
お掃除大変そう…
などと
市井の住民は思う。
2、3日前に書いたものと
同じ日のお写真。
ピアノの上には
マルゲリータグラスと言うのかな
脚付きの口が広いグラス。
この頃は
おこちゃまだったから
ぶうにゃんは
アルコールではなく
オレンジジュースを上がったと
何かの記事には書いてあった。
今はどうなんだろう。
飲まなきゃ
やってらんない!ことも
あったかもしれない。
社交の場では
あまりお断りするのも
無粋だろうから
嗜むくらいは
なさるのかしら?
お好みの日本酒が
あるんだったっけ?
にしても
ピアノと椅子と壁が
近過ぎる。
演奏後に長い腕を
サッと上げるのは
舞台の上だけなのかしら。
モノクロームだから
確実ではないけど
多分
白いシャツに
白いパンツ
白い靴下を
お召しになっている。
良いとこの坊ちゃんルックなのに
らしくないお部屋だなあ。
才能の芽は
どんなに小さな
コンクリートの割れ目からでも
世の中に出てくる。
ぶうにゃんは
生きる証であります。
ちょっとやそっとで
倒れるほど
柔じゃないぞ!
