殿

一大事にございまする。



殿のお肌が

荒れておりまする。




生活リズムの乱れ

ストレス

生活水の変化



理由はあれこれあるだろう。




環境が変わった?



以前読んだ本では

同僚のピアニストとは

違う道を歩んできた…と

仰せになっていた。



どちらのお国の

どの道を歩まれたやら。




ところで

このお写真のインタビューは

1995年



この時の5年前から

ぶうにゃんは

人気取りを一切やめたんだそうな。




そういうことに

喜びを見出せなくなったし

空しくなった…。



本当のぼくの音楽を聴きたいと

思ってくれる人の前で

…それがどんなに少なくても

その人達の為に演奏したい。



FMジャーナル 1995年8月出版号



ピアノ経験者の方には

演奏の出来不出来が解るように

ピアニストは

拍手の真意を感じ取ることが

できるのだろうか。




ぼくのショパンは

いつも同じではない。



なんだか

解るような解らないような。



料理人の心理状態によって

塩梅が変わるような感じかな?



年と共に変わることもあれば

その瞬間の心模様でも変わる。



お肌と同じだね。



ぶうにゃんの今のお肌が

生き生きとつやつやで

ありますように。



生きてるって

美味しくて

楽しくて

哀しくて

沢山笑って

沢山泣くこと。


ぶうにゃんも

きっとそうだよね?!