2012年11月24日

私はこの頃
何をしていたんだろう。

やっと子供の学齢期が
出口に近くなり
毎月の仕送りもあと少し!
と疲れた身体に
鞭を入れていた頃かな。


脳梗塞を患った義父と
透析をしていた義母の為に
必死で介護食を作っていたかな。


一日があっという間に
過ぎていた。


この
優雅なぶうにゃんの
ピアノとお姿を
知らずに過ごしてた。


知っていても
知った途端に諦めてたな、
きっと。


今あの頃を思い出してみても、
自分の楽しみは無かったと
振り返ると切ない。


行けなかっただろう
リサイタルだと
思っても
切ない。


だから
今、ぶうにゃんが
折角開いてくださるコンサートに
行けない方の気持ちが
解るような気がする。
ほんの少しだけ。


ぶうにゃん

今、貴方の演奏を聴きたくても
演奏会場に行けない方が
沢山いらっしゃるはずです。


一度にトップギアにするのは
やめて欲しい。

でも、
安全運転で長く長く
演奏してね。


聴きたい人が
なるべく沢山
ぶうにゃんのピアノの魔法で
夢の世界にいけますように。


貴方のピアノには
そんな力があると
私には思えるのです。


遠く遠く
涙も枯れ果てたお国の
美しい瞳の人達にも届くといいね。

ティンカーベルの
魔法の粉になって
舞っていけたらいいね。

幻なんかじゃなく
耳に優しく馴染み
柔らかに留まり
温かく響く
ぶうにゃんのピアノが
戦禍のお国の方々や
コロナと円安で
生きた心地も無い方々に
ふんわり届くといいね。