家の近所に
抜ける様に色の白い
双子の兄弟がいた。

どうやらお父様が
東欧のご出身らしかった。


とにかく肌が弱く
直射日光を避け
プールは見学だった。



ぶうにゃんの演奏動画を見ると
お顔と首周りの色が
違う時がある。

元は
色が真っ白な
首の色なんだろうな
…と又ミーハーは
うっとりと
美しい指捌きと
美しい横顔を交互に楽しむ


ぶうにゃんは
腕も足も総てが
色白なんだろう。


その白さは
あの双子ちゃんのように
日本人の白さではなく
東欧の白さだから
採血やお注射を打つ看護師さんは
静脈を見つけ易かったかな。


重要無形文化財とも言える
ピアニストの腕に
針を刺すのは
緊張した事だろうな。


足だって
ペダルを微妙に操作する
宝物の如き御御足なのだ。

治療には
細心の注意が必要だったろう。


…とここまで書いて
双子ちゃんがたまに穿いた
半ズボンから出た足の白さを
思い出し
あろうことか
ぶうにゃんの半ズボン姿を
想像してしまった。


今の御尊顔に
白いポロシャツ、
白い半ズボン、
白いソックスだった。

テニスルックと言われたお姿だ。


やっぱり
燕尾服のぶうにゃんが
好きだな。


ミーハーの道は
春のお花が咲き
暖房も冷房も要らない。
僥倖が其処彼処に頭を出している。

貴女も是非ご一緒に。