背高のっぽのぶうにゃん

安定の左端。


この頃は
少しふくよかな
お腹周りに見える。


どんな時も
ポケットチーフと
ピンバッジを忘れない
お洒落なぶうにゃん。


真ん中のおじ様は
ファツオリの動画の
おじ様だろうか。



こういうお席に
お出ましの姿を見ると
芸術家=孤高
の等式が成り立たず
ホッとする。



人間を好きなら
又いつか
皆の前で
素敵なピアノを
弾いてくれるかもしれない。



我儘を言っても良いなら
ぶうにゃんは
時代の先駆者ではなく
伝統の継承者で
いてほしい。


ピアノの可能性を探るのは
他の人にお任せして
ピアノが持っている
地力の総てを使って
魅力と美しさを
伝えて欲しい。


脈々と伝えられた
楽聖と称えられる方々が
心血注いで作曲した
素晴らしい音楽を
煌びやかに
聴かせてほしい。


スポーツも芸術も
直に触れること以上の
強い体験は無いと言う。



潤いが感じられない今
音楽は大河のように
人を乾きから救うのではないかと
ワカランチンは思う。


音楽っていいな


沢山の人に
伝えて欲しいな。



私みたいな
ワカランチンは
理由を言葉にできないけど
素敵だなあと
贅沢な気持ちになれる人が
もっともっと増えたらいいな。


そうしたら
銃を手に人間らしさを
失ってゆく人が
いなくなるかもしれない。


バッハって
小川という意味だそうだけど
殺伐とした場所に
綺麗な小川があれば
ほんの少し
人は変われる気がする。