身長が高〜いぶうにゃん。
普通の身長の人と並べば
この風景が見えるはず。
私の大好きな
あのグリーンにグレーを
落としたような
綺麗な瞳が
チラリと見える。
キャッ
それにしても
漫画でも
描き易そう。
割れ顎(んな、言い方は無いけど)が
目を引く。
しかも
お髭が伸び始めているのか
青々している。
この角度だと
固いものも
バリバリいけそうな
しっかりした顎ではある。
かの国では
固いメニューってあるのかな?
日本料理ほど
色や味
柔らかさや
歯ごたえ
噛み応えの
バリエーションが多い国は
なかなか無いと思っている。
しかも
四季折々に誂えた
美しい絵皿。
多分
こういう所は
ぶうにゃんの琴線を
大きく振るわせたと思う。
白磁のお皿に
綺麗なソースのお料理も良いけど
お皿も含めて
日本料理は食事を楽しむだけでなく
四季折々を楽しみ
名残を感じると思う。
お吸い物の複雑なお出汁も
意外にぶうにゃんは
感じてくれる気がする。
お箸や
箸置きにも
ニコッと笑ってくれそう。
本場のボルシチって
どんな味なんだろうな。
酸っぱいのか
お塩が効いているのか
優しい味わいなのか。
日本の昔の子供のおやつは
煮干しや
鰹節の最後の削り残しだったけど
今思えば旨味はアレで培った。
どちらも硬くて
直ぐには飲み込めず
長持ちする。
今はお母様手作りの
クッキーやお菓子を食べるから
私のような
エラの張った子供は見当たらない。
ぶうにゃんはどうだろう。
かの国の子供達は
どんなおやつを
楽しみにしていたのかな。
私の周りにいる
背高のっぽさんは
横幅も充分にあるから
それはそれは大きい。
足も手も
かなり大きい。
ついつい
ぶうにゃんも
こうだろうなあと
目が宙に浮く。
身長は同じでも
我がぶうにゃん
ピアノを弾いちゃうのだ。
ぶうにゃんの父上も
背が高かったのかしら。
夢に出てきてくれないかなあ。
