ブーニン リサイタル1995リンクyoutu.be



アンダンテ スピアナート
華麗なる大ポロネーズ


なんて綺麗な曲なんだろう。


そして
ぶうにゃんの左手は
なんて美しく舞うのだろう。


雑誌Numberに拠れば
美しいフォームだからこそ  
スポーツは
美しく強いのだそうだ。



計算されつくした 
高さから
思う通りの場所に
指を落とす。


すると 
弾いた通りに
音が鳴り響く。


時には
待ち遠しく
そして又
余韻に浸る間もなく
音が流れていく。



ほんの小さな音も
総て楽譜にあり
その小さな音には
しっかりとした意味があり
得も言われぬ力で
こちらに押し寄せてくる。



この曲を聴く度に
心に固く誓う



ぶうにゃんの弾く
アンダンテ・スピアナートだけを
聴くことにしよう。


今は二十周年記念のCDを
堪能している。



漫画に書くと
吹き出しのピアノの音は
どんな風に
表現するのだろう。


決して画一的ではない。

タラララン
でも
ポロロロロン
でも違う


音がまるで
生きているように
弾んだり転がったり
空中で止まったりする。



他の人の
アンダンテ・スピアナートも
素晴らしいことだろう。


だとしても
ぶうにゃんの演奏が
一番だと信じて
疑わないでいよう。


今日も元気に

片思い日和



ぶうにゃんの手


綺麗な音を
流れるように繰り出す
魔法使いの手




私が大好きな
天才ピアニストの
綺麗な手。



この曲は
ぶうにゃんの弾いたものだけを
聴くことにすると
固く固く誓います。