本の中の一ページ。

実寸大の手形。


そりゃやるでしょう…
重ねましたとも。
掌の端を慎重に合わせました。


私は背も手の大きさも
至極一般的。


その私の手を
恐れ多いことながら
憧れの君
ぶうにゃん氏の
手形に重ねてみる。


大体関節ひとつ分
私より長い指


そして思うのが
第一関節から指先が
大きいな…
ということ。


美しい手というものは
指の付け根から
指先に向かって
すんなり細くなっていくと
思っていたのですが
ぶうにゃんの手は
差にあらず。


大工さん程武骨では無いけど
指先が発達している感じ。


そして
第二関節から
第一関節までが長い。


ピアニストは
如何に指を広げられるかを○度届く
表現するけど
一般庶民とは
付け根から違うんじゃないか?
指と指の間は
水掻きのようになっているのでは?
とあれこれ不思議だったのですが
そこははっきり解らない。


親指、中指、小指の指先が
大きいなあと感じる。

本当の所はわからないし
指先を使う事で
筋肉がつくとも思えない。

でも
幼い砌から使うことで
進化したかもしれない。


響きの良い(だと思う)
美しく大きな音を
紡ぎ出すぶうにゃんの手。



進化するものは
退化もする。


毎日の鍛錬は
続けていらっしゃいますか?

ピアノに向かう時間が
楽しく
大切な時間で
ありますように。


あら?
見直して見ると
ひょっとして
百握りといわれる
天下取りの相ではあるまいか。


真相は藪の中であります。