ソビエト時代
一般的なタバコは
コスモスという物だったらしい。





お得意の
なんとなくで言わせて頂くと
我が家の1番偉い人は
「タバコと
 チョコレートは
 日本製が一番美味しい」
と曰う。


パッケージと名前からして
軍御用達風。


1986年来日の時

記者さんが
手土産にマイルドセブンを
差し上げると
柔らかくてとても美味しいと
仰ったぶうにゃん。



まあ多少のリップサービスはあれど
日本製程
丁寧にニーズに合わせた商品は
なかなか無いと想像するのですが
吸い慣れたタバコが一番かも。

勿論ぶうにゃん御用達が
何だったのかは
解らないのですが。


初来日当時のマイルドセブンは
200円だったらしい。
吸わない人間からすると
吸っては灰になり
満腹感も無く煙を吐き出すだけの
誠に生産性もなく
建設的でないシロモノを
何故吸うのか不思議ではある。



でも
芸術家にして
鋭い感覚の持ち主ぶうにゃんには
必需品だったらしい。



同じく来日当時の通貨レートならば
100円内外のコスモス。


我が家の一番偉い人は
海外旅行のお土産に
外国製タバコを頂くことがあった。



最近でこそ
タバコは吸わなくなったけど
口寂しいと言っては
吸っていた頃でも
マイルドセブンに操をたてていた。



外国製タバコは
香りが強すぎて
どうも好きになれなかったらしい。



ぶうにゃんは
如何でしょうか?


お国のタバコを
懐かしく思い出すのでしょうか?


それともすっかり
メビウスファンになったでしょうか?

お洒落に
ダンヒルやキャビンやケントを
燻らしておいでだろうか。



ラークなんてのも
ありましたね。



お国を離れて
34年近くになりますね。

長い長い時間が
過ぎ去っていきました。


お国のタバコは変わったでしょうか。

それより
お国の生活は
楽に生きていけるように
なったでしょうか。

スポーツ界では
未だ自由を謳歌することは
できないようですが。

まあるい地球の何処では
生きてゆくのがやっとの国があり
金の靴を履いて金の車に乗る人がいる。

幼いながらお国を背負って
闘う少女がいて
その隣国では
学生が銃の実射訓練をしている。


青い地球が
宇宙から見た通り
例えようもなく美しいまま、
内側から壊れてしまわないようにと
願うしかありません。