
これも、今から36年前の雑誌。
女性3人が
ぶうにゃんのビデオを見ながら
(時代ですね。)
ぶうにゃんは世紀の
大ピアニストになれるかどうかを
討論している。
中の一人は
ショパンコンクールのぶうにゃんを
直に鑑賞できたそうだ。
なんとも羨ましい。
結論は同じ19歳の時の
ぽりーに氏が
素晴らしい!で
終わっている。
私は素養が無いから
ピアニストの良し悪しを判断する
基準がさっぱり解らない。
解るのは
好きか
そうでもないか
だけだ。
お菓子やお料理もそうだけど
同じ物を口にしても
全員が美味しいと思うことは
ほぼ無い。
理由をちゃんと説明するのは
難しいだろう。
でも
同じジャンルのお菓子を
違うお店で求めて
同時に食べれば
どちらが好きかの判断は
はっきりつきそうだ。
シュークリームや
ショートケーキと
同じではないけど
ピアノも単純に
好きかそうでもないか
どっちが好きか
でいいような気がする。
コンクールは
どうしても
順位を付けなきゃいけないんだろうな。
審査員の方々は
譜面通りに弾いているかではなく
独創性や新解釈も
聞き取らなきゃいけない。
井戸端で
どっちが好きか
お茶とお菓子をお供に
お喋りするくらいが
私には丁度いいし
安心して
ぶうにゃんが一番好きだと
言えるんだろうな。
今日のお供は
濃厚で美味しい。
ピアノソナタを聴きながら
気分だけは優雅に。
