気難しそうなお顔

だけど
この位の風貌が
芸術家らしくて
好きだな。

このお写真を見ると
お髭の形がよく解る。
  
唇に沿って
下に下がってはいない。

お髭の底辺?は
真っ直ぐだ。



しかも
元々の髪の色に近い。

父上はお髭が無かったし
きーしん君にもほろゔぃっつ翁も
お髭をチャームポイントにした
お写真は、見たことがない。
 

ぶうにゃんは今更
お髭の無いお顔には
戻れないんだろうな。

でも、
もしも…もしも…
お髭が無かったら
面差しが変わるんだろうか?

若い頃から
お髭をたくわえたぶうにゃん。

いつ、何をきっかけに
お髭を伸ばすことに
決めたのかしら。

あまりにも童顔で
大人びて見えるようにと
考えたのかしら。

当時の、生まれ育ったお国は
どの程度の自由が
あったのか、無かったのか。

若い男の子の着たいお洋服より
演奏会向けのお洋服の方が 
多かったのかしら。

手元にあるCDを見てみると
今更お髭の無いお顔は
想像できないけど
お髭が無くて
白いTシャツにジーンズとか 
紺のセーターにコッパン
キャメルのピーコートに
デザートブーツなんて
さぞや可愛いのではないかしら。

ずぅーーっと前流行った
アラン編みの紺のセーターに
チノパンにコインローファーで
目の前に現れてくれたら
その場で気を失う。


やれやれ頭の中で 
ぶうにゃんを着せ替え人形に 
してしまった。


いや、待てよ
ショパンコンクールの時のぶうにゃんなら
一流デザイナーのモデルになれたかも。

でも やっぱり
ピアニストでいてくれて 
ありがとう!
と叫びたい。