ぶうにゃんは
西洋人ではあるけれど
どこか古い日本の武士のような
風情がある。
今は少しほっそりしたけど
不惑の頃は
ちょうど良くふっくらしてた。
その頃
お召しいただきたかった
紋付袴。
これは似合うでしょう。
ぶうにゃん
ご自身の結婚式は
どちらであそばしたのかしら?
我が日出る国ならば
男性の紋付袴と
女性の白無垢角隠しは
定番中の定番
ただ、
二十代の頃は
体つきとしては
和装より洋装がお似合いだったか。
二十代の頃の
ぶうにゃんの燕尾服姿は
綺麗で美しくて
涙が出る。
でも日本での生活も
時間を重ねる毎に
文化や風習が馴染んで
梅干しを好むとあらば
和装が似合わぬはずが無い。
素敵だろうなあ。
こんな色の紬もいい。
こんな色も
自然に着こなすだろう。
これは
大島だろうか。
いや、
つれているようにも見える。
ウールかなあ。
ともあれ本物の大島だとて
値段には負けない
ぶうにゃんだと思う。
佇まいも美しく
ピンと糊の効いた足袋に
黒いキャラコの鼻緒の雪駄。
きゃあー
想像しただけで
ご飯三杯いける。
ただ…
悲しいかな
ピアノ演奏には向かないから
私が最も得意としている
妄想に留めておこう。
今年はどんな年でしたか?
ご自分の信じる事だけを
懐に抱いて歩いていると
解ってはいますが
できることなら
ピアニストぶうにゃんを
ご披露いただける
新しい年になりますように。
今年最後に
大好きなぶうにゃん
来年
ピアニスト ブーニンが
カッコよく
素敵で
圧倒的なピアノ曲を
届けてくださいますように。



