YAMAHA
クラビノーバ用
フロッピーディスク。
確か
実家にクラビノーバがあった。
可愛らしい手で
一生懸命弾いていた姪も
アラサーになった。
高校生までは
何かあれば
弾いていた覚えがある。
けど受験を経て
仙台に移り住み
4年では足りず
その後も大学に通い続けたから
クラビノーバは
ただじっと
いつも遊んでくれた
主を待っていた。
あのクラビノーバ
今でも動くのかな?
フロッピーディスクが
作動するのかも
怪しい。
誰の演奏だったのかは
全く記憶に無いけど
何時ぞやのお正月に
自動演奏を
聞いた覚えがある。
オークションで
この手の物を見ると
つい見入ってしまうけれど
私にほんの少し備わった
理性を最大出力して
スルーしている。
ぶうにゃんに関する物は
色々な物が
出品されるけど
お題目を唱えて
買わずにやり過ごす。
『欲しくても
総てを手に入れるのは
欲が過ぎる。』
そうだ、そうだ。
節度と理性を総動員して
本当に
聴き続けていける物だけを
傍に置こう。
そもそも
今家に居るコたちは
私と縁のあったコたちだ。
存分に聴いて
何度も見て
のんびり
ゆっくり
ぶうにゃんへの
片思いを続けていこう。
いやー
オトナになったなあ
わたし。
