ぶうにゃんの演奏を聴いた方が


舞台に現れた時は自然体ながら
ピアノの演奏を始めると
計り知れない才能に
舌を巻いた…
と書いていた。

一転、
花束を抱く時は 
まるで歌舞伎役者の女形のようだ…
非常にデリケートで
力強さは
少しも感じられない。


と言い表した。

強くなく
それでいて
落とさぬように
花束を胸に抱き
なんとも言えない
優しいお顔で
微笑んでいる。


形容し難く
今や辞書からも
消えてしまいそうな

奥ゆかしい


とは
正にこの事。

そして
ひとたびピアノの前に座すれば
計り知れない才能で
観衆を圧倒してゆく。


わあ
かっこいい。


実力があってこその
奥ゆかしさって
美しいんだなあ。


ぶうにゃん

貴方は凄い。

力強く雄々しく
儚く優しく
ピアノを操る。

英雄ポロネーズと
エオリアンハープの違いに
本当にびっくりした。

恋は意外性から
などというけど
私は何度恋をしたのか
わからない。

ショパンが凄いのか
ぶうにゃんが凄いのか




やっぱり
ぶうにゃんのことが
好きなだけだと思う。