もはや
何語なのかも謎だ。


曲目紹介に
苦戦している。
多分作曲家が生きた時代や
作曲された社会的背景を
理解してないからなんだと
思う。

ならばと
今聴いているCDの
ブックレットを取り出す。

また高い高い壁にぶつかる。

なぜ?
何故?
なじぇ……
音楽用語はかくも難解なんだ?

大体
用語解説に


似ているが
微妙に違う


が多すぎる。


音楽の時間に習った
決して覚えたとは言えない


音楽記号が細分化され
あら?
これってさっき出てきたじゃん

っと思うと
似てはいるが
僅かに違う

…がお出まし遊ばす。

まあ、しゃあない。

僅かに
微妙に
違う記号を
最高の技術で弾けば
誰にも似ていない
唯一無二の
演奏になるんだね。

解るよ
解ってるんだよ。


でも
一言言いたくなるんだ。

ピアノを習得するって
凄いことなんだね。

ぶうにゃん
この難解な音楽記号を
全部弾き分けているんだね。


ダンボの耳にして
よーーく聴きます。

でも
スラーとテヌートの違いは
きっと
直に聞いても
解らない気がする。

テヌートと
ソステヌートの違いなんて
一生判りそうもない。

音楽用語一覧は
理解しようと思わなければ
まるで小説だ。

軽やかに…はいい

悲しみをこめて
怒りを持って
愛想よく
心配そうに

挙げ句の果ては
愛撫するように。

やれやれ
私には極めて難解なのだ。

カデンツァもパッセージも
ごちゃごちゃだ。

改めて
ピアノを自在に操り
楽譜を読み取り
しかも
音だけで
涙や笑顔を誘うことができる
ピアニストという方々を
心からご尊敬申し上げます。

でも
ぶうにゃんだけは
ただ、好き!
と言い続けていきたいな。