私が持っている中で

若者らしくて
好きなお写真のジャケット。


私はブレザーに弱い。
同じお洋服のインタビューを見ると
どうやら
このブレザーは
昔の別珍みたいなんだけど
細身のぶうにゃん
流石にすらりと着こなしてる。

紺ブレにグレーのスラックス。

髪はふんわりとセット。


新進気鋭の若手実業家にも見える。


この時の右手は
なんでしょう?
バレリーナのようでもある。

スポーツの一流選手は
理に適った動きをするから
ヒットする時の姿は
バレリーナのポーズのように
美しいという。

ピアニストの手も
淀みなく音符を弾き語る時は
芸術的で美しい。


とかく
日本人が写真館でポーズをとると
男性は手をグーに!
とお声がかかる。

イマドキの方々は違うかもしれないけど
昭和世代(我がぶうにゃんも)の
男性は
写真というと
手をグーにする。

されど
昭和世代でも
ぶうにゃんは違う。

このピアニスト然とした 
ポーズ……。

ひょっとして
慣れてしまったの?

でも
それも許してあげる。

軍人さんの集合写真の
椅子に座っている人みたいに
カチンコチンのお顔でいるより
舞い上がりそうな手と
柔らかい笑顔のぶうにゃんの方が
ずっと素敵だもん。


ところで
ぶうにゃんがソ連にいる頃
徴兵制はあったのかな?

芸術専門学校の
成績優秀者は免除?

あの綺麗な手に
銃は似合わない。

そして
ぶうにゃんは
頭の形はいいけど
どうやっても
丸刈りが似合うとは
思えない。

でも
将校さんの制服は
とんでもなく
似合うだろうな。

勿論一番素敵なのは
ピアノを前に
燕尾服をお召しになっている姿だけど。



まっ
何を着ても似合うけど
有事が民間と
少し離れている日本は
幸せだと思います。

地球に生まれたすべての人が
好きな音楽を聴き
美味しい物を食べ
両親の愛情を 
たっぷり享受できるようにと
心から願います。