最近
つい先日開催された
第18回ショパンコンクールのブログを
よく読む。

難しい事は解らないながら
フムフムそうか…と
ピアノの世界の深さを
教えて頂いている。

ただ
審査結果については
一様ではない。

生意気を言わせて頂ければ
芸術に優劣はつけられないのでは?
とわからんチンのあんぽんたんは思う。

技術や解釈については皆目解らなくても
わからんチンにも
好き嫌いはある。

ぶうにゃん以外にも
耳を奪われるようなピアニストもいる。
人気絶頂の方でも
な〜んにも感じないことがある。
総ては
私が好きか嫌いかだけで
技術的には誰もが認めても
私の心を強く打ち続けるかどうかなのだ。


だからさ
ショパンコンクールも
優勝経験のある方や
世界的に有名な方だけが
審査しなくてもいいのに
と思う。

コンクールはその瞬間、 
一番そのコンクールの意図する力を
発揮できたかどうかを
審査するのかもしれないけど
これから世界に訴える力を持ち得るかを
審査するなら
ワルシャワの方々の意見を
広く聞いてもいいように思う。

今や殆どの人が携帯電話を持っている。
来場者に投票して頂く方法も
あるはずだ。
コンクール鑑賞回数や
ポーランド在住年数である程度選抜すれば
大衆が何を求めて
何を感じたかを加味できるような気がする。


特にショパンコンクールは
注目度も高いし
その後の活動に影響するほど
大きな価値がある。
プロフェッショナルだもの
この人のCDを買いたい…とか
リサイタルに行きたい…
と思わせる魅力があるかどうかは
なるべく多くの人の意見を
聞いてもいいのではないかと
ド素人は思う。

皆が納得する結果が出ることは
なかなか無いかもしれないけど
我がぶうにゃん氏が
華々しくワルシャワっ子の前に御目見得した
あの時は
審査員と会場の方々の意見が
ぴったり合ったのではないかしらん。


今は名前を聞かないなんて
厳しい声もあるけど
私のように
36年前の演奏に
未だにドキドキするファンも
必ずいるのだから
審査員だけで順位を決めなくても
いいような気がする。

あの時のぶうにゃんが
今出場したとしても
私ならぶうにゃんに
私の渾身の一票を
投じたい。