
ものすごーく解り難いけど
気になって仕方がない。
私が愛して止まない
ショパンコンクール本選
第1楽章が始まって
10分程した処。
弾き始めた時から
密かに!
気になってはいた。
どう見ても
シャツ・ブラウスの
裄丈があってないみたい。
1〜2センチは長く見える。
最初は
ダブルカフスを折り返すの
忘れちゃったのかと思った。
で、この場面
確かに裄丈を気にしてる。
演奏中 手の甲が隠れて見える。
何があった?
……
ぶうにゃんの著書に
コンクール中
大分体重が、落ちてしまった
と書いてあった。
採寸した時から
あちらこちらのサイズが落ち
シャツの肩位置が
落ちてしまったのかしら。
あんなに
素敵な演奏だったけど
ちょっとだけ
演奏し難かったかもしれない。
元々
長身痩躯の人だから
手足は長い。
ピッタリのシャツは
無かったかもしれないけど
晴れの舞台に
母君が、いらしたら
ジャストサイズを
見つけたかもしれない。
著書に
歓喜の場に
一番居てほしかったお母様が
居なかったことを
書いていた。
あの裄丈を見ると
あの一文を
思い出します。
ぶうにゃんが
ぶうにゃんになれたのは
様々な文化が溢れる
あの国だったからだけど
日本人の私からしたら
随分特殊な環境だ。
スポーツや、芸術には
早くから専門学校があり
少年少女は
才能があれば
脇目も振らず
国家の威信をかけて
精進したのだろう。
本人の気持ちはともかく。
ぶうにゃんが
その才能を更に伸ばしたのは
あの国に育ったからだけど
あの晴々しい場所に
一番居てほしかった母君がいなかったのは
未だ少年のぶうにゃんには
寂しく悲しい思い出にもなったかな…と
あの、少し長いダブルカフスシャツを見ると
いつも思う
ぶうにゃん大好きな私です。
ただ
少年の年齢でありながら
タキシードがあんなに
よく似合うなんて
流石ぶうにゃん。
蝶ネクタイが
少し曲がっていたって
構わない。
ぶうにゃんと
タキシードについては
又そのうちに。