大好きなインタビュー。

引用 音楽の友 2006年9月号


私は同僚のピアニスト達と
同じような道を歩いてはこなかった。
この20年間
自分が望む事だけをやり続け
皆さんにお聴かせしてきたと
思っています。


……
日本で言うなら
職人のような頑固さと
純粋な生き方。
それは決して
楽な道ではなかったはす。


青年ぶうにゃん。
その歩んできた道は
険しくて長く辛い道だったという
回想でしょうか。

ぶうにゃん
 
ショパンコンクールの時の
神経質そうな
未だ青い少年には
想像することも難しい
厳しい目や批判に
晒され続けた20年間を
振り返る時、
微笑みを湛えてはいるけど
望んだ道だとは言え
苦労の多い時間でしたね。  

撮影当時は
物凄く大人になった
不惑の男性ですね。

今は
落ち着きのある
シルバーグレイの
綺麗なおじさま。

私はぶうにゃんの
独特なインタビューが大好きです。

こうしてインタビューから15年後に
ぶうにゃんの思いを読むと
本を抱きしめてあげたくなります。

よく、頑張りましたね。
だからこそ
今の貴方のピアノが
聴きたいと
心から思います。