上質なものを身に纏う

背筋が伸びたような凛とした気持ちと

うっとりとした高揚感

 

20歳の誕生日

祖母からのプレゼントの一つが

私のファーストエルメス

箱を見た瞬間の

嬉しさと

リボンを解いた時み目に入った

綺麗なピンクと高貴な柄に

大人になったと実感した気持ちは

今でも忘れていない

 

「綺麗なスカーフが似合うよう

内面から美しい女性になってね」

祖母と母に言われたのも忘れない。

 

大事に大事に使って

大切に大切に保管して

上質なものは40年近くたっても色褪せない

バブル期
本当によくエルメスのシルクを使った

首に巻くのはもちろん

ウエストにベルト代わりにするのが好きだった

 

夫の駐在で海外に住んだ先では

歳を取ったら首周りのお洒落は

マナーの一つと教えられた


首元の年齢を隠す意味があるのかも?

と、悟ったのは
40代 3回目の駐在先 LONDON

40代後半〜50代 4回目の駐在先 NY


BOND STREETやKNIGHTSBRIDGEで
RITZやSAVOYでのAftenoon Teaで

よく訪れたPARISのStreetで
NYマンハッタン 5th Avenue, Madison Ave


見かけるマダムたちの首元
それはそれはお洒落💕

 

エルメスのシルク 

カレ90は

エレガント系綺麗めスタイルのコンサバ系

 

カレ140(日本ではカレジェアン、別名カシシル)は
エレガントなマダムから

上級カジュアルなマダムまで

ブランド問わず買った90cmx90cmのスカーフ

引っ張り出して使っていました

 

そして

カレ140に憧れ

Parisのエルメス本店で馬具柄を購入

綺麗な発色で纏う芸術ラブ

何より至福の手触り

軽いのに暖かい

さらっと羽織るだけ巻くだけで

上品マダムに大変身💕


しかしびっくり
バタバタしている時ってダメですねえーん
父が脳梗塞で倒れたとの知らせを受け

急遽日本へ帰国する際
JFKでなくしてしまいましたガーン
飛行機に乗ろうとした時にないことに気がつき...


セキュリティーチェックでトレイに載せる時に
TOTE BAGの上にちょこっと載せていたのは

確認していたのですが

バッグを引き取る時にあったかは覚えておらず

(パソコンをしまったり、コートを着たり

スニーカーを履いたりで。。。)

 

搭乗口の係の人に伝え
ラウンジと遺失物係に問い合わせてもらうも

該当なしえーん
連絡先などを書類に書いて

CAさんにも申し送りされましたが

 

結局・・・

 

出てくることはありませんでしたえーん

 

でもその時は父の命が助かることを祈るだけ

それ以外のことは頭の中になく

幸い父は一命を取り留めたので

神様に感謝するだけでした

 

2018年父が亡くなって

心が空っぽになった時に

父が好きだった伊勢丹へ

 

HERMESで手帳のレフィルを待っている間

カシシルに目が

 

「他に何かございますか?」

 

と別の店員さんが

 

「あのグレーの柄は何でしょうか?」

 

見せていただくと、バラが一面に🌹

(なくした😩カシシル、

画像だけでも残していなかったこと

後悔していたので、

帰り道にOnlineチェックして

スクショしてました💦

お写真お借りします👇)
 

 

シンガポールに旅行に行った時には

スリップドレスにこうやって羽織って💕

 

羽織状態の前

 

さっと巻いてもマダム巻きになる〜ラブラブ

 

 

ぐるっとしてリボン結び 🎀

低身長の私的にはバランスが取れてお気に入り

友人にも褒められます

 

 

なくしたりしないように!
擦れたりしないように

カシシルを使う日は

入れ物として薄手のバッグを忘れずに

(買ったのはNYのSOHOだったか

😅覚えていない💦)

 

上質なものを身に纏う喜び

それに相応しい女性になれるよう内面を磨こう

そんなことを思う価格改定目前です