3月5日の染五郎さんのブログから・・
着流しは着物で一番難しい着こなしで苦労します。
自分の体をすらりと姿よく着こなすには
自分の体を作っていかないといけません
襟の合わせ方
帯の位置
帯の角度
裾の合わせ加減
着物の裄丈
繊細に計算して着ていきます
しかし、この姿はやはりかっこいい!
う~んさすが歌舞伎役者として着付けに
拘るうんちく・・説得力あり過ぎ!
われも男の着流し姿は男の華を感じます
ちょっと油断すればいやらしさも大の着流し。
で、昔からこの着流し姿に圧倒的な美を感じるお方・・
市川雷蔵さん。
往年の時代劇大スター
彼の代表作
大菩薩峠
眠狂四郎
すてきです。
未だに雷蔵祭りと銘打ったTV放映もあるくらい忘れがたい存在
美しさと気品に満ち溢れている
最近では「あさが来た」で着物姿が評判になった玉木宏さん

TVでは羽織姿が多かったのですが着流し姿は容易に思い浮かべられる
「あさが来た」の所作指導をした藤間豊宏氏も
玉木さんの着物姿の所作を絶賛
更に衣裳担当の澤谷 良氏も玉木の着物なれに感嘆
長時間でも着崩れせず美しさを保っていたという
染五郎さんの着流しスタイル、これからもしっかり見ていきましょう
残念ながら染五郎さんの着流し姿の写真がなかなかない

