「火薬アート」?
以前からどんなものか見てみたかった
横浜美術館へ。
みなとみらい駅を降りてすぐ・・
見事な秋の空にクイーンズタワーが映えます・・
台風18号の水害に多くの人たちがご苦労している
同じ空なのに・・
あまりの美しさにカメラを構えずにいられない?
横浜美術館ではただいま前庭をリニュアール中
美術館ホール正面には「夜桜」
巨大な作品が圧巻・・これのみ撮影OK
この作品は横浜美大生とのコラボ作品
作成過程のDVDを見るとなんとこの場所で
火薬を使って作成していたのです・・
カンヴァスではなく和紙を使っているのにも驚き
中でも注目は・・
*春夏秋冬・・中国徳化窯の白磁陶器タイルを用いた作品
これは陶器職人の技術の確かさがあっての作品
驚きの陶器タイル
季節の花々と花に戯れる鳥、蝶、カエル、トンボなど超繊細
そんな白磁は火薬によって陰影を増しさらに奥深い作品になる
*壁撞き・・ポスターの写真にある作品
99体のオオカミ・・鉄芯、ワラ、石膏、羊の毛皮で作られたレプリカ
全く本物と見まがうばかりのオオカミがガラスの壁に向かって行く
直近で一頭づつ見ることができる・・ガラスの壁は何を意味する?
今まで見たことのない作品群
蔡國強氏は中国に生れ文化大革命を経験、後に日本に移住、
現在はNYに在住。世界を舞台に活躍中
今回のテーマ「帰去来」とは陶淵明の詩「帰去来辞」からとったとか。
作家の歩んだ道と重なる思いからかも。
http://yokohama.art.museum/special/2015/caiguoqiang/
