ブロードウエイミュージカル「メンフィス」
感想?ただ一言
ブラボ~!
2010年のトニー賞4冠に輝いた舞台
*最優秀作品賞
*最優秀脚本賞
*最優秀作曲賞
*最優秀編曲賞
以上を見ればいかに音楽が素晴らしいか
如何にストーリーが素晴らしいか・・わかりますよね
ストーリー
まだまだアメリカ南部の人種差別が大変な時
トイレはもちろん、乗り物、買い物、ストリート・・すべてが
黒人、白人と厳しく線引きされた時代
南部メンフィスの白人の若者ヒューイが黒人街から流れてくる黒人の音楽
ソウルミューシックに魅了される。
そしてタブーとされてきた人種差別の壁を越えてその音楽を広めて
いったお話。黒人の女性ボーカリストとヒューイのラブストーリーも
胸を締め付けられます。
キャスト
ヒューイの山本耕史・・適役
彼の芸域の広さには感服
時代劇、現代劇、舞台ではミュージカルに
先日観劇した「おのれナポレオン」等々
フェリシアには濱田めぐみ・・最高
先日観劇した「アリス インワンダーランド」とは
また違ったソウルミュージックの数々を熱唱
あの高音にはしびれました。
フェリシアの兄にジェロ・・これもイイ
演歌とはまるで違う歌いっぷり
そのほかどの人をとっても歌とダンス・・素晴らしい
「劇団四季」出身者が多い。
日本のミュージカル界への貢献度大です。
驚きのキャスティング・・ヒューイの母親役・・根岸季衣
念願の初のミュージカル出演
歌もダンスも他の共演者と遜色なし
聞けば既に13年もブルースバンドをしてたとか。
今ではアメリカの代表的文化となったソウルミュージック
多くのミュージシャンが生まれたのもヒューイのモデルでもある
実在のDJの存在があったから。あのプレスリーもこうした環境から
出現したんですね。
舞台は人種差別の歴史を追いながらもわかりやすいストーリー。
わかりやすいストーリーだからこそ随所に歌われる音楽とダンスに
のめりこめる。
音楽はロック、ゴスペル等々いろいろ
ダンスもノリノリダンス
客席にいてもついついリズムをとってしまう。
最後は客席総立ちで手拍子
久しぶりにすべてを忘れて没頭出来た舞台
最高![]()
東京公演は10日で終わり
2月20日から22日まで 福岡公演
お薦めですよ

