前回観劇記でも触れたがTV 「尾上菊之助の挑戦」では

多くの「へ~そうだったのか」があった。

とても興味深かったのでその一端をアップ。


そもそもこの長唄舞踊の初演は九代目市川團十郎

九代目団十郎は六代目菊五郎の幼い時に彼の才能に

気づきそばに置いて芸を仕込んだらしい。

後に六代目菊五郎はこの舞踊をさらに手を加えお家芸として

今に受け継がれてきたとか。





五代目の長男・・六代目菊五郎→七代目尾上梅幸(養子)

→梅幸の長男・現菊五郎そして現菊之助というわけだ。


意外に歌舞伎界は養子が多い。


初演の九代目市川團十郎


六代目尾上菊五郎

音羽屋の当たり役「弁天小僧菊之助」初演は五代目菊五郎

当時17歳の時。初々しく 綺麗だったに違いない。


現菊之助の弁天小僧


*オマケ

  

通し狂言「心謎解色糸」

芸者小糸(菊五郎)とお祭り佐七(染五郎)



この美しいカップル

昔の孝玉コンビを思い出させます



玉三郎さんと仁左衛門さん{片岡孝夫)


六代目菊五郎さんの辞世の句


まだ足りぬ踊り踊りてあの世まで


芸道っておしまいがないんだ