東銀座に降りればここは別世界・・相変わらず賑やか

江戸の香り


前回のブログにもアップしたようにお目当ては

菊之助の「鏡獅子」


先日の劇評でも絶賛

一言でいうなれば「眼福」の極み


以下の写真は5月初めにBS朝日で放映されたもの










立役 女形 両方を演ずるのが音羽屋の伝統

「白波五人男」の弁天小僧と並ぶ両刀使いの演目


小姓の弥生の可憐さ、艶やかさ・・

踊っているうちに獅子の精にとりつかれやがて

獅子の精が現れ猛々しく踊る


どちらにせよ菊之助の美しさが引き立ってました。


同時上演では「矢の根」が笑えました。

ちょうどこの時期曾我の十郎五郎ゆかりの地では

「傘焼き祭り」の神事が行われるし。

五郎を演ずる「松緑」。早逝されたこの方の父、

辰之助さんと昨年亡くなった団十郎さん(新之助)と

現菊五郎さん(菊之助)が「三之助」と呼ばれていたころ

よんにゃむ世代に持て囃されていたっけな~と感慨しきり。


BS朝日のこの番組なかなか興味深いものでした。

成田屋、音羽屋との関係、この舞踊劇の成り立ちなど

「あんれ、そうだったのか~」と面白かったです。