時折ふっと思い出す映画がある。
韓国映画「我が心のオルガン」
先日も長野の旧開智学校 を訪れたときも
この映画のシーンが脳裏をよぎった。
旧開智学校の資料写真.
子守姿の少女が教室で授業を受けている写真が
映画のドヨンさんの演ずる少女に重なったからだ。
60年代、山村の小学校に赴任した若き教師にイ ビョンホン
その生徒、晩学の17歳の少女に チョン ドヨン
どんな役にも果敢に挑むドヨンさんだが当時26歳にも
かかわらず17歳の田舎娘の役なんて驚き
その母に「冬ソナ」のチュンサンの母親役 ソン オクスク
そのドヨンさんが弟を背負って授業を受けておるシーン。
教室でオムツをかえるシーンも(このシーンは見もの(^~^))
この映画には日本統治下の影響も出ている。
学校の佇まい、運動会・・
よんにゃむの小学校時代を彷彿させます。
物語は赴任してきた若き教師にドヨン少女が
淡い恋心を抱くがビョンホン教師はそんな
少女の気持ちも理解せず同僚の美人教師
に心奪われる。
しかし女教師は留学へと旅立ちビョンホン教師も
失恋。
この映画は1999年公開の作品
今から14年前。
韓国ドラマ、映画ともに初恋をテーマにしたものが
多いが昔の作品にはじっくり温めてきた物語の
美しさと心に沁みるものがある。
好きな作品だ。
ビョンホンさんも最近はアクションスターの感が
強いがこんな作品にももっと出たらよいと思う。
「夏物語」のような・・
さてこんなに忘れられぬ作品の監督って誰?
な、なんと最近はるばる新宿武蔵野館まで
出向いて観た「建築学概論」 の監督だった。
この作品は1990年代を背景にしたやはり「初恋」が
テーマ。
この監督さんいいですね。
「我が心のオルガン」ではドヨンさんは
数々の女優賞を受賞
監督も新人監督賞を受賞されています。



