芭蕉は死をも覚悟して月山に向かう
「木綿しめ身に引きかけ、宝冠に頭を包み
強力といふものに導かれて、
雲霧山気の中に氷雪を踏みて登ること八里、
さらに日月行道の雲関に入るかと怪しまれ
息絶え身凍えて、頂上に至れば日没して
月顕わる・・」
壮絶!!
復元された芭蕉が泊まった小屋
「笹を敷き、篠を枕として、臥して
明くるを待つ」
現在の山小屋
翌朝芭蕉たちは「死者からよみがえる」・・
湯殿山へ向かう。
今も昔も霊場としての威厳漂う月山。
生あるものすべて生かされているという
実感を得る月山





