新宿武蔵野館までご出張観賞。
テーマは「初恋」
「冬ソナ」以来「初恋」に弱いよんにゃむです。
ストーリー;
今から15年前という設定・・90年代か。
大学1年の建築学概論の講義で恋をした僕。
そして思わぬことから僕は君を諦める。
あれから15年後再会した二人・・
彼女は離婚していた。
僕は婚約者がいた。
離婚したソヨンが建築士になった
スンミンに済州島の父の家の改築を
依頼にきたのが再会の始まり。
大学時代に「家を建ててやる」約束が依頼の
理由だ。
大学時代そのままにソヨンは色々注文をつける。
家が完成に近ずくにつれ「恋」の思い出がそれぞれ
鮮明に蘇ってくるのだった。それぞれの想いが交錯
しながら15年前の不器用な初恋を辿る・・が・・
最後はそれぞれの人生に戻っておしまい。
きっと大方の人の初恋はコンナ具合かもね
完成した家が素晴らしい。豪華ではないがソヨンの
想いが見える家だ。
キャスト;
*「スンミン」 オム テウン・・「復活」「魔王」
この二作を観ているが今回は大人の
落ち着いた雰囲気と今までの作品にない
* 「ソヨン」 ハン ガイン・・今BSNHKで放映中の
「太陽を抱いた月」 「赤と黒」
彼女も前二作より自分の年齢にあった役で
しっくりと馴染んだ演技と見えた。
*「スンミン」大学時代
イ ジェフン
年齢はかなりの人だがぎこちない恋心、
そして己の不器用さから生じた別れ・・
いいです。
*「ソヨン」大学時代
スジ・アイドルグループ「MissA]のひとり
ドラマ「ドリームハイ」で個性的な女の子役。
「ドリームハイ」ではまだまだ子供っぽかったが
今回相手を翻弄するような女子大生役
彼女の持っているものが役にピッタリ
嵌ったようだ。
韓国ドラマでは「初恋」が主人公らの人生にかなり
関わってくるストーリーが多い。
そのため子供の頃からドラマが始まる。
当然子役の登場だ。子役たちも色々と個性豊かに
準備されている。とにかく皆さん大人顔負けの演技派。
今回の二人は子役とはいえないが後に続く15年後の
二人に違和感ない演技でした。
日本でも似た様な映画あったあった。
「ハナミズキ」
新垣結衣,生田真斗主演で子役なし。
やはり別れがあって再会。そのときには
彼は結婚し、彼女は婚約者がいた。
そして何年か後彼女の婚約者jは死去、
彼は離婚・・きっと最後は結ばれるのではと
いう余韻で終わった。
「建築学概論」では見終わった後、いつまでも
引っかかるものがあったな。
最後はこれでいいの?
でもこれでいいんだね。
オム テウンの魅力再発見![]()
映画に出てくる90年代のアイティムも
郷愁をそそる。
新宿武蔵野館の中高年の女性たち。
そんなシーンにも心揺すられたと思う。
総じてハナマル
でした。





