今回の旅の成果は「遊行柳」


遠方に桜と柳

ガイドによると故事由来にちなみ田には水を

張っているとか。

よんにゃむ日和


よんにゃむ日和
いい風景です。


「遊行柳」の碑。右手奥の青い葉の木


よんにゃむ日和


遊行上人の故事、謡曲から始まり12世紀西行が訪れ


道のべに清水流るる柳かげ

  しばしとてこそ立ちどまりつれ  山家集


17世紀そんな故事やら歌に惹かれ芭蕉も立ち寄り

「奥の細道」に書き残している。


 この地の郡守が西行の「この柳見せばや」


 今日この柳の陰にこそ立ち寄りはべりつれ。


  田一枚植ゑて立ち去る柳かな


その後18世紀蕪村も訪れ

  

  柳散清水涸石処々 

  

 荒れ果てた様子を漢詩のような句に残している



よんにゃむ日和
蕪村句碑


蕪村描く「奥の細道」・・「田一枚植えて・・」の図


よんにゃむ日和

投句の掲示もありました。
よんにゃむ日和


芭蕉が訪れたのは新暦では6月初め。

きっと柳は青々としていただろう。

今は新芽の優しい若緑が美しく田植えには早い。


遊行柳の奥には「湯泉神社」があり能楽関係の

人たちの信仰を集めている。

この小さな神社の狛犬、気に入りましたね。

可愛い「ブサ狛犬」ラブラブ

愛嬌あるでしょう。す・て・き!

よんにゃむ日和

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