今日は花冷え。ただ「寒い」ではなく「花冷え」
美しい言葉です。
よんにゃむの貧素な脳細胞が「桜」からリンク!
*俳句・・・
さまざまなこと思い出す桜かな 芭蕉
*短歌
願わくば花の下にて春死なん
そのきさらぎの望月の頃 西行
西行はよほど桜が好きだったようだ。
230首の桜の歌を残しているとか。
清水へ祇園へよぎる桜月夜
今宵逢ふ人みな美しき 与謝野晶子
京都の空気と夜桜の妖艶さ・・
*詩
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ
井伏鱒二の名訳で知られている漢詩。
漢詩本来の意味から外れているがこの季節にぴったり
*小説
細雪 谷崎潤一郎
美しい4人姉妹のお花見は圧巻の谷崎の世界
*歌謡曲
「夜桜お七」 坂本冬美
花吹雪・・というモチーフが効果的
*Jポップ
「さくら」 森山直太郎
さくらさくら今咲きほこる
さくらさくらいざ舞い上がり・・
この繰り返しのフレーズがいい。
*歌舞伎
「義経千本桜」
この歌舞伎、さくらは余り関係ないが
さくらの華やかさ、妖しさ、切なさが
源九郎狐に重なる。
狐の所作、宙吊り・ 先代猿之助の当たり役
好き勝手な解釈ですがさくらが咲けば
こんなことを思い起こすよんにゃむです。
今年の桜ショット
20日 大阪城 三分咲き(「女子組」イベント参加翌日)
新宿御苑 まだまだの桜もあり
24日 小田原城の桜 満開(友人の退職慰労会の日)
最高のお花見日和
小田原城 お城に桜 お堀に桜 とてもいいです。
そして小田原にもいた「桜ねこ」
近所の方の飼い猫。この木の洞が大好きとかで
ここに入ったらなかなか出ないとか。



