3・11 東日本大震災から2年。

今朝、初音・・鶯の初鳴きを聴いた。


2年前の2月兄と姉が同時に逝った。

姉の49日法要が震災の2日後、3月13日。

よんにゃむ達は寺のある伊豆に向かって

不安の残る道路を走った。


この写真はその日の伊豆の海だ。


よんにゃむ日和
冨士を背景に素晴らしく穏やかな海。

この海に繋がる東北の海。

多くの命を呑み込んだ海。

どうしてもこの海と東北の海が繋がっているとは

思えなかった。

よんにゃむ達はただ声もなくその海を眺めていた。


この海の色をよんにゃむは一生忘れないだろう。


そして今日、2013年3月11日。
よんにゃむ日和
風もなく冨士も静か・・


よんにゃむ日和

松田山の河津桜は先日より色を増し、満開宣言。

「初音」で始まった何事もない平凡な一日。

平凡な日々こそが大事な刻だと実感。


鶯には色々な名がある。

鳴き声から「経読み鳥」

「歌詠み鳥」「黄粉鳥」「花見鳥」「人来鳥」

そして「春告げ鳥」


一日も早く震災地に「春告げ鳥」が来てほしいと

心から祈らずにはいられない。


震災地を「忘れないこと」が大事。・・誰でも出来る。