この日東京は前々日の大雪がまだ残っていた。

ヒカリエ11階に着けばそんな雪なんぞ融解だ。

いよいよ劇場内へ。

いや~東急シアターオーブってすごい。

ヒカリエ11Fから16Fまでを占めている。

よんにゃむ日和


よんにゃむ日和

客席までたどり着くのが容易ではない。

まだまだ先~
よんにゃむ日和


やっと着席。開演前だが舞台に魅せられる。

舞台はせり出しを付け足したようで奥行きが深ーい。

開演

舞台美術は総じて横尾忠則風、物語は言葉遊びに喜劇性・・で井上ひさしを

ちょっぴり感じたり・・よんにゃむの勝手な大胆で不遜な感想。

最初からボルテージ上がる・・空を切って五右衛門が飛んでくるではないか。

そして宙吊りで五右衛門登場。五右衛門はスーパーマンかね?ネタバレで恐縮


古田新太(五右衛門)

五右衛門のってのは一定のイメージありますね。

チョイ聞きですがこのが誰よりピッタリなのが古田さんということで

「五右衛門ロック」が生まれたとか。この話納得しちゃいます。

とにかく踊るでもなし、せりふも多くない、歌を歌うわけでもなし。

さすがに殺陣はありましたが。

そうそうモソモソと変身もありましたっけ・・五右衛門は仮面ライダーか?

さすが新感線看板スター。舞台にお立ちになるだけで強烈発光。


高橋由美子(春来尼)

この方お得な役でしたね。


橋本じゅん(前田慶次郎)

この方なくして新感線の舞台はありえません。


村井國夫(蜂ケ谷善兵衛)

若い頃を知るよんにゃむ世代にはこの方が存在感たっぷりの

悪役をお得意?にするなどと思いもよらなかったな。


麿 赤兒(豊臣秀吉)

この方が出てくればもう妖怪の世界になるね。


蒼井 優(猫の目お銀)

この人に短パン履かせてしまって・・

かなり吹っ切れた演技ながらまだ吹っ切り方不足のよう。


お待たせ三浦春馬(明智心九郎)

歌にダンスに殺陣とフル回転。

ひと癖、ふた癖ある共演者を向うにまわし堂々と挑んでました。

演出に支えられた点もあったり、役キャラが春馬クンにピッタリだった

せいもあったでしょうが良くできました。余裕すら感じましたよ。

何より楽しんでた様子。


ちなみに新聞の劇評はコンナ具合です。


よんにゃむ日和

よんにゃむの不満はただひとつ。

新感線の舞台は客席との一体感がウリなのに

二階席ではその一体感から取り残されてたことむかっ